ここではIffPencil2を使った方法を解説しますが、実際のところ、他のツールを使った方が簡単でわかりやすいので、自分の目的や環境に合った扱いやすそうなツールを選べばいいと思います。
なのになぜIffPencil2での解説をするかというと、他のツールはさほど使い方が難しくないので、自力でもなんとかなるだろうということと、ついでにフラグの立ち方がどうなっているかという根本的な仕組みを解説しておこうと思ったからです。
なので、単純にカテゴリ変更したいだけの人は、この解説はほとんど読む必要はありません。ペットカテゴリに分類したい人、詳細を知りたい人向け。
なのになぜIffPencil2での解説をするかというと、他のツールはさほど使い方が難しくないので、自力でもなんとかなるだろうということと、ついでにフラグの立ち方がどうなっているかという根本的な仕組みを解説しておこうと思ったからです。
なので、単純にカテゴリ変更したいだけの人は、この解説はほとんど読む必要はありません。ペットカテゴリに分類したい人、詳細を知りたい人向け。
この解説は、HotDate以降を対象としています。
購入欄のカテゴリを指定する項目は、次の5種類です。
- 種類別(大分類)−オブジェクトの用途に合わせた分類。最初に購入モードに入るとこのカテゴリの状態になる。
- 種類別(小分類)−種類別をさらに細分化している。
- 部屋別−使用する部屋や場所に合わせた分類。購入モードアイコンをクリック、またはF2キーで種類別と切り替え。
- 各タウンの指定−自宅・ダウンタウン・バケーション・オールドタウン・スタジオタウンのそれぞれの購入欄の設定。
- 建築モード(ビルドモード)−ドア・窓・階段といった建築用オブジェクト。各タウン共通。
このうち、ビルドモード以外は、他の設定が関係して購入欄にあらわれるため、少々わかりづらく説明もしにくいのですが・・・以下で、なるべく詳細に解説します。
ビルドモードについては、いずれ追記します。ビルドモードに設定した場合は、他の購入モード用の設定はできません。
各タウンの指定は【各タウンで使用できるようにするには】を参照してください。
変更の手順
iffPencil2で、修正したいオブジェクト.iffを開き、[OBJD]を選択し、右側ウィンドウの該当オブジェクトをダブルクリックで開く。
すると、下のようなウィンドウが出てきます。以下、各設定の詳細を説明します。
種類別設定(種類別・大分類)
購入モードで、一番最初に出てくる分類です。
[Function flags]という項で設定をします。選択すると、以下のように右側ウィンドウにエディットするボックスが出ます。

種類別では、複数のカテゴリを指定できないので、下の表がそのまま設定一覧となります。
Binary number(2進数)、Decimal(10進数)、 Hexadecimal(16進数)のいずれかを変更すれば、他のボックスも自動的に書き換わります。
Binary number(2進数) | Decimal(10進数) | Hexadecimal(16進数) | 日本語カテゴリ名 | 英語カテゴリ名 | |
(1) | 00000001 | 1 | 0001 | 椅子 | Seating |
(2) | 00000010 | 2 | 0002 | 机 | Surfaces |
(3) | 00000100 | 4 | 0004 | 電家製品 | Appliances |
(4) | 00001000 | 8 | 0008 | 電子製品 | Electronics |
(5) | 00010000 | 16 | 0010 | 水道設備 | Pluming |
(6) | 00100000 | 32 | 0020 | 装飾品 | Decorative |
(7) | 01000000 | 64 | 0040 | その他 | Misc |
(8) | 10000000 | 128 | 0080 | 照明器具 | Lighting |
ここの設定をしたあとは、以下のサブカテゴリの設定をしないと、オブジェクトが非常に探しづらいです。
種類別のサブカテゴリ設定(種類別・小分類)
[Category flags HD+]という項で設定をします。
[∞(全て)]は、設定がなくとも、無条件にそのカテゴリ内(種類別大分類)のオブジェクトがすべて表示されます。
この種類別小分類はHotDate以降につくられたものなので、それ以前の古いユーザーオブジェクトや、小分類を指定してないオブジェクトは、[∞(全て)]を探せば見つかるはずです。

種類別では、複数のカテゴリを指定できないので、下の表が設定内容となります。
カテゴリ名称は、種類別(大分類)によって異なりますが、アイコンの並んでいる位置は同じです。
下の表は、上の画像例にならって、種類別・大分類が[電家製品(Appliances)]の場合です。(6)のみ、例外的に種類別・大分類が[その他(Misc)]の場合のペットカテゴリを載せてます。(最初からMiscで例を作成すれば良かったんだよね・・・不手際でゴメン)
全カテゴリの一覧はこちら
Binary number(2進数) | Decimal(10進数) | Hexadecimal(16進数) | 日本語カテゴリ名 | 英語カテゴリ名 | |
(1) | 0000000000000001 | 1 | 0001 | 調理ストーブ | Stoves |
(2) | 0000000000000010 | 2 | 0002 | 冷蔵庫 | Refrigerator |
(3) | 0000000000000100 | 4 | 0004 | 小さい電家製品 | Small Appliances |
(4) | 0000000000001000 | 8 | 0008 | 大きい電家製品 | Large Appliances |
(5) | 0000000000010000 | 16 | 0010 | その他 | other |
(6) | 0000000000100000 | 32 | 0020 | (Miscのペットのみ) | (Pets) |
購入欄のカテゴリを変更するには(2)