・ひとつのフォルダに100個200個とファイルがたまってしまい、整理しようにも途方に暮れている・・・
・ダウンロードを一度にたくさんしてしまうけど、すぐに使いたいものはその中の一部だけ。なのにどのファイルかわからない・・・
といった人に有効かと。(自分だよ・・・)
画像で一覧できるメリットは、削除や移動のしやすさ、オブジェクトの選びやすさにあります。画像を抽出したあとは、それぞれ工夫してみてください。
※以下の解説は、基本的にWinユーザー向けです。が、バッチ処理用ツールをうまく使えば、スクリーンキャプチャするソフトと組み合わせて、同様の作業は可能かと思われます。
ここで解説・使用しているツール
- IFFビューア(必須):Simplorer v1.1.1(このツールは残念ながら配布終了しています。開発元はBluePrint(現在はSimsTools))
- バッチ処理(他でも代用可):Free Macro!(FacsyS HomePage!)各自のOSにあったバージョンを使用のこと。
- BMP→JPG一括変換(あれば便利):Gこんばーちゃ(うちじゅうのすみか)やBatchGOO!(LNsoft Entertainment)など。(あるいは、PhotoShopなど画像加工ソフトで、バッチ処理ができるもの)
なお、ここでは、バッチ処理がよくわからない人に向けて解説しています。実際には、バッチ処理が出来ればどんなツールでもかまいません。バッチ処理も画像形式一括変換もVectorには、もっと高機能なフリーソフトがいくらでもあります。自力でそれらが使える人は、自分の好きなツールを使えば良いでしょう。なぜ Free Macro! かというと、コマンドラインなどの入力が必要なく、もっともシンプルなツールでわかりやすいだろうと思ったからです。
IFFビューアに関しては、Simplorerの上位版 Sim Explorer v2.1.0 が現在入手可能ですが、ここでの自動処理には向いていません。コマンド記述式のバッチ処理ソフトを使って、工夫すればできるとは思いますが。
IFFビューアに関しては、Simplorerの上位版 Sim Explorer v2.1.0 が現在入手可能ですが、ここでの自動処理には向いていません。コマンド記述式のバッチ処理ソフトを使って、工夫すればできるとは思いますが。
抽出までの準備
- 当然ながら、SimplorerとFree Macro!をインストール。 次に、抽出した画像を保存するためのフォルダを作成する。
・デスクトップ以外ならどこでも良い。アクセスしやすい場所で。
- Simplorerを起動し、File→Settingsから、設定をします。
・シムピープルのフォルダでなくても、Locationを自分で指定すればどこでも可。指定後、Simplorerを再起動すれば、左側のツリー表示が指定フォルダになります。
・画像の保存先は【1】で作成したフォルダを指定。その他の設定は、解説画像どおりにチェック。
・注意!「Prompt on Delete」のチェックを外すと、削除したときにいきなり、しかも完全消去されてしまうので(ゴミ箱に移動とかではない)うっかり消してしまわないよう、通常はチェックを入れておくことをおすすめします。
- ここで、画像保存ボタンを押して、保存先にオブジェクトから画像が抽出されているか確認する。フォルダ内のファイル数が少なければ、自分でこうしてひとつずつ保存していけばOK。
・【2】で「Prompt on Save Image」のチェックを外していないと、保存の確認ダイアログが出てしまいます。
これはバッチ処理の時は邪魔なだけなので、必ずチェックを外すこと。
・保存されるファイルはビットマップ形式で、ファイル名は自動的に、iffのファイル名+.bmpになります(これが非常に便利)。 同名ファイルがあれば上書きされます。
- Free Macro!を起動。Simplorerは、ウィンドウを最大化しておく。このときの両ソフトの配置は、こういう状態が望ましい。
・Simplorer最大化は、ウィンドウの位置がずれないようにするためです。マウスカーソルの位置(座標)を記憶して処理するので。
・Free Macro!のSTOPボタンと、Simplorerの画像保存ボタンとの距離が極力短くなるようにする。これはバッチ処理の時間短縮のため。
・これらの配置は、Free Macro!が記録した処理を編集できないからです。他のコマンド記述型のバッチ処理ソフトで、マクロを細かく編集できるのであれば、このような作業は不要かと。
・Free Macro!の操作に関しては、日本語ヘルプが付属しているので、不明点はそちらを参照のこと。
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